韓国ドラマ好きの私、今回は幼なじみもの!
【サムダルリへようこそ】をご紹介します。
恋愛要素たっぷり、一途な想いに切なくなりました。
ストーリー中に出てくる景色など、どれも心揺さぶられるものでした。
では、【サムダルリへようこそ】の世界にお連れしましょう

幼なじみで恋愛!
当人同士は気が付かない!
そこが王道ですね。
韓国ドラマの鉄板 ラブストーリー
皆様もご存じの通り、韓国ドラマでは幼なじみもの、ラブストーリー、愛憎劇、復讐、サスペンス、リーガルものなどいろいろなジャンルがあります。
中でも【サムダルリへようこそ】はタイトルからもほのぼのとした、雰囲気を感じるタイトルだと思いませんか?済州島の架空とされる村、【サムダルリ】が舞台。景色もきれい、そこで生きる人々の心も澄んでいる。そんな穏やかな世界観を見てみませんか?
ロケ地は、済州島。実際は済州市の中心から少し離れた場所での撮影。石垣や石造りの家が海女の家、サムダル、ヨンビルの家の撮影に使われ、美しい景観とドラマの内容にマッチした風景となりました。主人公の母の職業が海女ということもあり、また、主人公が、済州気象庁予報官という役どころでもあるため、海に関するシーンがたくさんあるので見ていて、とても癒されました。
幼じみとはいえ、5人が同級生として登場。ヒロイン1人をめぐり、男たちの繰り広げる展開が見もの。架空の村【サムダルリ】。主人公の二人(チョ・ヨンピル)気象予報官、(チョ・サムダル)フォトグラファーの母は海女。運命か、二人は誕生日も一緒。元恋人のふたりだが、仕事のためサムダルはソウルに、ヨンピルはサムダルリに。あるきっかけでサムダルは故郷に戻るとこになり物語は展開していく。
韓国ドラマで幼なじみものはサイコー
【サムダルリへようこそ】の主人公の二人は、誕生日も一緒、母同士は海女の仲間。ヨンピルの母は海で不幸にも亡くなり、サムダルの母はヨンピルの母の分まで、ヨンピルの事も気にかけている、海女のリーダー的な存在。
ヨンピル演じる、(チ・チャンウク)はラブストーリーには欠かせない存在。シリアルな役もこなすが、今回は、気象予報官という堅い役も見事に演じ、一途に相手を想うという切なさもきっちり表現しています。仕事に妥協を許さない役どころで、どこかに影を落としている雰囲気も完璧!に演じています。また、サムダル演じる、(シン・ヘソン)はコメディタッチの作品にピッタリの女優さんですが、このサムダルの役どころは、また違った魅力を発見できる役でした。二人のケミストリーも見どころがたくさんありました。
同じく、幼なじみものとしては、【となりのMr、パーフェクト】チェ・スンヒョ(チョン・へイン)は若手の建築家としてアトリエの代表も務めている。隣に住む、アメリカの大学を出てグローバル企業に勤めるぺ・ソンニュ(チョン・ソミン)とは幼なじみとして育ってきた。しかし結婚も決まって順風満帆な生活を送っていた。ところがソンニュは仕事も結婚も辞めニートとなり、実家に戻ってきてからお互い気になる存在であることに気づく。男女の幼なじみはほぼ恋愛に発展するストーリーが鉄板ですよね。タイトルのように、新進気鋭の建築家という立ち位置は、パーフェクトといっても過言ではありませんよね。
【サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~】コ・ドンマン(パク・ソジュン)は高校時代テコンドーの選手として名を馳せていたが、あることから引退してしまう。幼なじみのチェ・エラ(キム・ジウォン)はアナウンサーになる夢があるが、夢をかなえられずにいる。そこにもう一組の幼なじみカップルのキム・ジュマン(アン・ジェホン)とペク・ソリ(ソン・ユハン)も登場し恋だけでなく、友情ありの幼なじみストーリーになっています。ありがちな、財閥は出てこないのも爽快なところではないでしょうか。
【ドクタースランプ】幼なじみものになるのか?というところでもありますが、高校時代に成績トップを争った男女が14年ぶりに再会し、同じタイミングでスランプに陥るというストーリー。タイトル通り、ヨ・ジョンウ(パク・ヒョンシク)とナム・ハヌル(パク・シネ)は人気美容外科医と麻酔科医として奮闘していたが、それぞれスランプに陥るところから始まるストーリー。実はこのお二人【相続者たち】以来10年ぶりの共演となる作品で、ケミストリーも話題になる作品でした。
最後は、再登場のパク・ヒョンシク主演の【サウンドトラック#1】こちらは、ディズニー+での配信4話というお話。写真家のソヌ(パク・ヒョンシク)と作詞家のウンス(ハン・ソヒ)は19年来の親友。ウンスは有名な作曲家から依頼を受けたが、切ない片想いの感情が感じられない、とダメ出しされてしまう。ウンスはソヌに片想いの歌詞を書く手伝いをしてほしいと、2週間の共同生活を提案するところから始まるストーリー。
恋愛は欠かせない韓国ドラマ
物語は、チョ・サムダルと、チョ・ヨンピルが織りなす幼なじみラブストーリー。サムダルは有名な写真家。業界トップの座を手にしていたがスキャンダルにより、その座を追われ故郷に戻ることになる。ヨンピルは済州気象予報官として地元で働いている。サムダルはスキャンダルにより、ソウルでの活躍をあきらめ、故郷に戻る選択をした。ヨンピルも優秀な気象予報官で、ソウルでの勤務を何度も打診されているが、済州から離れようとしない。ヨンピルがソウルでの生活を考え始めた頃、サムダルが済州に戻る。そのふたりが、済州での生活の中で、昔に戻ったようにお互いを意識しながら生活していく。設定が幼なじみ二人の誕生日が一緒、母の職業も一緒、王道の設定。そして男性主人公がたまらなく優しい。女性主人公は自由奔放。昔二人は付き合っていて、そしてふたりを見守る?仲間が数人いる。そこから繰り広げられる展開だが、舞台は済州島。自然豊かで、人々の心も穏やか。ソウルでの環境とは違い何もかもが緩やかに流れていく。
母の職業が海女、ということもあり海のシーンもたくさん出てきます。印象に残っているのは、ヨンピルの母の「死」の要因。サムダルの母と、ヨンピルの母は出会いは最悪だが、ある歌手のファンであるという共通点から急速に仲良くなり、一緒に母になろう!と話していた。結果同じ日に子どもを産み、その後も海女として仕事もプライベートでもお互いを思いやっていた。しかし、結婚して海女になったヨンピルの母は、済州に育ったサムダルの母にどこか、劣等感を感じていたように描かれています。そのため天候が悪いにも関わらず漁に出て、サムダルの母は、ヨンピルの母に付き合うかたちで、二人は漁に出た。しかし、ヨンピルの母だけが亡くなるという結果にやるせなさを感じられずにはいられませんでした。
妻の「死」に直面したヨンピルの父は、なぜ自分の妻だけが亡くなったのか?という思いを抱えたまま生きていく、という側面も丁寧に描かれていてラブストーリーでありながら、周囲を固める家族のストーリーにもこころ揺さぶられ、目が離せませんでした。
ラストは、幾度もすれ違いを繰り返しながらも、寄り添い、互いを思いやり、周囲にも目を向け支え合う二人にキュンとしました。ソウルと済州という違った環境でのストーリーには飽きがきませんでした。キャストのケミストリーも抜群でストーリーを盛り上げる要因になったと思います。
やはりチ・チャンウクは最高です!

ハードボイルドな役から今回のような幅広い
役までをこなせるチャンウクはやはり名優ですね!
  
  
  
  
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